成年後見の業務内容(相談事例)
・父親が認知症となりその預金の解約ができなくなり施設に入所する費用が工面できていない。このままでは、その他にもいろいろと生活維持に支障が出てくるので、法律的な権限を持った成年後見人が必要だ。
・遠方に住んでいる一人暮らしで高齢の母は最近、少しおかしな話をするようになった。訪問販売で必要のない高額な布団を買ったり、今までやったこともない投資の契約もしたりしているようで心配だ。成年後見制度を利用して財産管理や生活維持の安全を図りたい。
・精神疾患ある息子の将来のために、きちんと財産管理をし、必要な医療・福祉サービスを受けられるように配慮してくれる成年後見人をつけたい。
・自分が将来認知症などになった際に、適切な財産管理を行い、また、入所施設の選定、適切な公的サービスを受けているかなどしっかり面倒を見てくれる人と今から契約しておきたい。
・自分の死後の事務処理(各種費用の清算、葬儀、火埋葬、供養、墓地への納骨、世話になった人への御礼など)を専門家にきちんと依頼しておきたい。
・母の後見開始申立書類作成をお願いしたい。息子である自分が後見人の候補者として申立てをするつもりだか、手続きの流れで注意すべき点はあるのか。